日々の重なり

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流行時期遅れの「あまロス」発症の件

 こんにちは。

 今回は、ここ数日、遅れ馳せながら僕も「あまちゃんロス症候群」略して「あまロス」に罹ってしまったので、『あまちゃん』のことを振り返りつつ(下記①)、「あまロス」の発症原因(②)、対処法(③)について書きます。 

 法律ネタの記事が続いているため、たまにはゆるい内容も‥ということで、よろしければお付き合い下さい。真面目な話題も挟みますが。

 

 

①『あまちゃん』ざっと振り返り

 あまちゃん』とは、今年の上半期にNHKで放送された、連続テレビ小説です。脚本はクドカンこと宮藤官九郎さん、主演はファッション雑誌「ニコラ」のモデルも務める能年玲奈さんです。

  クドカン脚本の『流星の絆』(2008年、TBS)や『11人もいる!』(2011年、テレビ朝日)のファンだったこともあって、放送当初から『あまちゃん』を視聴していました。

 

 最初のうちは、正直微妙かな~と思っていたのですが、徐々にクドカン独特の台詞回しや、能年さんの思い切りがよい演技・小動物のような愛くるしい演技にハマり、就職活動中も心の支えとしていました(笑)

 特に好きだったのは、能年さん演じる天野アキが上京して「GMT47」というアイドルグループの一員となり、何とかブレイクしようと仲間と支え合い、奮闘していた時期です。無名の時代から知っているアイドルであれば、それは無条件に応援したくなるんでしょうね。現実のアイドルには関心の薄い僕も、ドラマを見ていて、どうしたら「GMT47」が売れるものかと気を揉んでいました(笑)

 

 とはいいつつも、ドラマ終盤では『あまちゃん』熱も大分治まってきていて、ドラマが最終回を迎えた2013年9月28日も、全く良いドラマを見せてもらったな~という感慨に浸る程度で、喪失感には特に苛まれていませんでした。

 

 

②「あまロス」の発症原因

 そんな僕も、ここ数日、流行時期外れの「あまロス」に罹ってしまったわけです。

 自分が発症するまでは、「あまロス」という言葉自体を知りませんでした。はてなキーワードによると「あまロス」とは、以下の症状を指します。

 

NHK連続ドラマあまちゃん』を毎朝昼に観る楽しみが無くなってしまった時の喪失感。「あまちゃんロス症候群」の略称PASDとも。

 

 僕が遅蒔きながら「あまロス」を発症した原因は、能年さんがゲスト出演した番組を最近見て、『あまちゃん』がふと懐かしくなってしまったからです。単純な理由ですね(笑)

 

 特に印象に残っている番組は、 2013年10月19日放送の『突撃!アッとホーム』(NHK)です(http://www.nhk.or.jp/athome/onair/20131019c02.html)。

 この番組では、岩手県の鉄道会社「さんてつ」こと「三陸鉄道」の南リアス線で働く鉄道マンたちが、東日本大震災で各地の線路が分断される深刻な事態の中、復旧を支えて下さった地元の方々への感謝と、復興への決意を伝えるというサプライズイベントを取材していました。

 そのサプライズとは、「吉浜駅からサプライズの会場となる盛駅までありがとう列車を運行し、盛駅前で鉄道マンたちがダンスを踊りだす」というものです(番組ホームページより)。曲は、『あまちゃん』でGMTのメンバーも踊っていた、暦の上ではディセンバーが選ばれました。

 ところが、当の鉄道マンたちにも秘密のサプライズがあり、それが能年さんが本番のダンスに飛び入り参加する!というものでした。

 本番では、暦の上ではディセンバー」の振付師が指導した特訓の成果もあって、鉄道マンたちのダンスはかなり完成度が高く、会場は大盛り上がりでした。さらに、そこに能年さんがサプライズ出演した会場は歓喜の渦に包まれ、さらなる盛り上がりを見せていました。

 

 この番組を見て、『あまちゃん』に登場した「北鉄」を思い出すとともに、僕も被災地に足を運んで、復興に向けた課題を地元の方に直接伺ったり、ボランティアに参加して少しでも復興の役に立ちたいと思いました。

 将来、被災地支援に何らかの形で携わることはきっとあるだろうし、そのときに現場では何が求められているのかをよく把握していなければ、良い政策を打ち出すことはできないでしょう。仕事が始まる前の、フットワークが軽い今の時期にしかできないことも絶対あるはずだから、悔いのないように、来春まで過ごしていきたいと思います。

 

*「三陸鉄道」は来年4月、全線開通するそうです。

 

 

③「あまロス」への対処法

 まず考えられるのは、家族が購入した『あまちゃん』のDVDを借りて、全話一気に振り返ることでしょう。しかし、朝ドラの醍醐味は、毎朝の15分で少しずつ楽しむところにあると思うので、全話をいっぺんに視聴するというのは、どうにも気が向きません。

 やはりベストなのは、あまちゃん』出演者の今後の活躍を見守る、ということな気がします。能年さん達が頑張る姿を見て、今抱えている喪失感を、「僕も頑張らなくては!」という決意に変えていきたいと思います。

 

 ちなみに、僕が一番応援しているのは、GMTのリーダーを演じた松岡茉優(まゆ)さんです。『あまちゃん』では熱くメンバーを鼓舞し、空回りしがちだけど、仲間を想って涙する人情深い役どころでした。

 一方、映画『桐島、部活やめるってよ』(2010、朝井リョウ原作)では、彼氏への独占欲が強く、同級生を見下すような冷淡な女子高生を演じています。

 いずれの演技も迫力があり、非常に見応えがありました。今後彼女が出演する作品は、見逃さないようにしたいと思います。

 

 

 以上となります。長文を読んで頂いて、ありがとうございました。

 それではまた。